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NPO法人活動の情報発信基地です。

-特定非営利活動法人(NPO)はりま田舎暮らしの会-

活動方針 里山の環境保全と創造

1・和蜂 まほろばの里 造成活動(ニホンミツバチの保護と育成)
2・緑肥 稲作物語(こだわりの自然農法稲作)
3・福祉事業との連携活動(鹿肉提供による障害者の福祉と職域拡大)

田舎暮らしとは?

「田舎暮らし」などと、さもこと新しく言わなくても、田舎に住んでいる人は
ゴマンといる。日本はその8割は田舎なのだから・・・
でも、「田舎暮らし」という言葉は、最近、新しい響きで定着してきたようだ。
住みなれた都会を捨て、自然を求めてわざわざ古民家を買い求め、あるいは山林の中に小屋を建て、田舎の生活を楽しみたいという人や、有機栽培や農園など身近な「農」に興味を持つ人たちのライフスタイルのことである。
それが、歯止めのかからない人口減への一つの方策と、田舎の市町が誘致に熱心なのも、この傾向に追い風となっている。

(NPO法人はりま田舎暮らしの会 監事 重兼 亘氏の著書「ひょうごの田舎暮らし」より引用)

私たちのNPO法人 は、新しい生き方・効率を重視しない豊かさを求めて、
街中から移住してきた「アイターン」組で構成されています。
ところが、終の棲家と決めた筈の里山が、過疎と高齢化により、耕作放棄を余儀なくされて休耕田や荒地と化し、放置されたままの現状に心を痛めております。
そこで、休耕田にレンゲ・菜の花・ひまわり・蕎麦の花などの蜜源植物を植栽して、四季折々の花々で里山の景観を美化しています。
こうして、野生のニホンミツバチ(和蜂)に「食」を提供しています。

和蜂の生活環境は非常に厳しくなっています。
和蜂は広葉樹の大木の洞(うろ)に巣を作るのですが、スギやヒノキの植林拡大により、広葉樹林・雑木林が伐採されて巣を作る場所を失いつつあります。
広葉樹の椎・栃・栗・柿の木などの花々の蜜と花粉は和蜂の大好物です。
しかし、これらも植林化により、伐採が進められています。
私たちは、地域の自治会と一緒になり、ミツバチの巣箱を製作して、里山に設置をしています。和蜂へ「住」を提供することになるのです。

昨今、大量のミツバチが忽然と姿を消す不気味な現象が、世界同時多発的に起きていることを、マスコミ報道でご承知の方も多いと思います。
いわゆる「蜂群崩壊症候群」です。
原因は「ネオ・ニコチノイド系」農薬の大量散布によるものだと言われています。
この農薬散布は、害虫だけに止まらず、益虫・ミツバチも一緒に殺してしまうのです。

青々とした水田に、かつての水棲生物・昆虫を見出すことは非常に困難です。
化学肥料と農薬散布に頼った稲作で、田んぼの土は地力を失い、疲弊しています。 私たちは、化学肥料と農薬頼みの「慣行農法」から脱却して、緑肥と云われる「レンゲ」「菜の花」を田んぼに鋤き込み、除草剤・殺虫剤を使わない「自然農法」を目指して、安全・安心できる美味しいお米作りを実践しています。

緑肥のレンゲ・菜の花が満開の田では、ミツバチが嬉しそうな羽音を響かせて舞っています。
つまり、和蜂を媒体として、里山の景観美化・環境の創造と保全に努めています。
そして、そこに住む人達も蜂蜜の恵みを享受できるという、地域経済の活性化はもとより、ミツバチ、チョウチョたちが喜んで飛び廻れるという、人間にも、和蜂にも住み心地の良い桃源郷、それが「和蜂 まほろばの里」なのです。

これからも「和蜂 まほろばの里」の地域拡大を目指して、更なる活動を継続してまいります。